誕生日
いつの間にか忙しくなって、DVD見るくらいなら寝るわ、という毎日になってしまった。
連休なんて当然ない。それどころか毎日5時起きだ。
誕生日を迎えて、誰も祝わんだろうと思ってたらBBQとケーキをごちそうになった。
ありがとうございました。
コーチェラ楽しみ
一応TSUTAYAから8本くらい借りてきたんですけど「ファントム・スレッド」「ミッション・インポシブル・フォールアウト」「ウインド・リバー」を見たら、どれも面白くて、映画空腹状態が収まって満腹になっちゃいました。優劣なんてつける必要ないよね。(賢者モード)
そんなことより、楽しみは今週末から米国で開催されるコーチェラ・フェスティバルのWEB中継ですよ。冷えたビールを用意して、有象無象のバンドを見るのが、年にいちどの楽しみです。今年も見るぞー。
勝手に映画大賞2018 (4)トーナメント決定編
ひらたタウンセンターで暇な時間に行った、厳正かつ公正な抽選の結果、トーナメントの組み合わせが決まった。
第1試合
第2試合
第3試合
第4試合
第5試合
第6試合
第7試合
第8試合
第9試合
第10試合
第11試合
第12試合
全12試合の組み合わせが決定した。
あとは試合の順番にTSUTAYAから借りて、映画を見て、面白くないほうを落とすだけ。
簡単ですね。
「面白い映画とは何か?」という永年の疑問の答えの一端が、このトーナメントでわかる(はず)。
勝手に映画大賞2018 (3)駿河城御前試合方式、あるいは陰陽トーナメント方式編
とりあえず映画評論家のみなさんの討論を参考に、見たい作品を10作品どころか倍の20作品をピックアップできた。
さらに自分が直感でピーンときた作品として「レディ・ガイ」「心と体と」「ANON」の3作品を個人推薦枠で選んだ。
そしていま映画館で見たいと思ってる「グリーンブック」を足して、24作品を映画大賞候補としてノミネートした。「グリーンブック」以外の作品はTSUTAYAで借りてきて見ることにした。
壮観ですね。
んで、どうやって1位を決めるか、だけど、普通にベストテンを決めてってもいいけど、トーナメント方式で見たほうがより暇な陰キャラっぽい映画生活が楽しくなるんじゃね?と思い付いたので適当にトーナメント化して、優勝作品を決めることにした。「クマが可愛いから」という理由だけでパディントン2を優勝させてその他を敗者にすることもできる。気分はシグルイの徳川忠長である。
でも実は、個人的な2018年のベストワン映画は決まっているのである。
それは「カンフー・ヨガ」である。
人生初映画だった「プロジェクトA」を映画館に観に行ってから35年。まだジャッキーが健在なのも凄いし、10歳と8歳の子供と3人で見てめっちゃ笑って、「人種や世代を超えて愛されてる!今年のベスト映画はこれだ!」と思っちゃったのである。
ちなみに生涯ベストワン映画は少林サッカーです。
従って、トーナメントの優勝作品が、「カンフー・ヨガ」と戦う権利を得る、「喧嘩稼業」でいうところの田島彬のポジションに「カンフー・ヨガ」に座ってもらうことにした。
これで準備は整った。(つづく)
勝手に映画大賞2018 (2)何が好きかより、何が嫌いかで自分を語れよ!編
「ぷらすと的2018年の今年のベスト映画」を見て、見たい映画を10本ほどリストアップすることにした。
選択の段階で気付いたのが、自分には「薦められてもこの映画は見たくない」というNG事項、偏食、好き嫌いがある、ということだ。具体的に書くとこんな感じ。
1.アメコミ系映画は見ない。
2.スターウォーズ系は見ない。
3.怖い系映画は見ない。
4.恋愛・家族愛を押し出してる作品は見ない。
5.邦画は苦手なんで別の機会に・・・。
6.アニメは別腹。
1はアントマン、ブラックパンサー、アベンジャーズ、デッドプール2、ワンダーウーマン他が該当。ポスターでいい年した大人の俳優がコスプレ姿してるのが間抜けっぽくて受け付けない。
2はハンソロとかローグワンとか。正伝も見てないのに外伝は見ないよjk。
3.なんでお金を払って怖い思いをしなければならないのか。TSUTAYAでも映画館でもジャケットに作り手の悪意を感じる作品は絶対見ない。宇多丸のラジオで年間1位は「ヘレディタリー」だったけど、ポスターに悪意しか感じないので一生観ないと思う。
4.たぶんマーケティング対象に入ってない。人生を普通に歩んでれば恋愛や失恋や不倫や離別や妻や子供や親との関係に己の人生と重ね合わせてグッとくるんだろうけど、こちとら氷河期世代なんできちんと人生のステップを歩めてないのである。まともに大人になれてないのである。いくら「最高の家族愛!」と感動を押し売りしてきても心に響かないのである。病身のトキの拳を受けたラオウの気持ちが今わかる。
「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ!」とルフィが叫ぶネットミームが、名言として拡散される世の中だけど、「何が嫌いか」を言語化するほうが、価値があることだと思う。どうでもいいことで溢れてる中でわざわざ「嫌い」という感情を持つことは、自分のどこかが痛んでいる、自分の美意識が侵食されている、ということだからだ。
「戦争に反対する唯一の手段は各自の生活を美しくしてそれに執着することである」と宇多丸さんも言っていた。嫌いな作品を叩くことは、自分の中の「美しさ」を守ることでもある。
実人生では八方美人過ぎて周囲の信用を無くしてる俺だけど(余計な情報)、趣味くらいは偏見にまみれた脱・八方美人で行きたい。
勝手に映画大賞2018 (1)ゴッドハンド藤村編
自宅のパソコンが壊れて、家で寝るまでの時間が余るようになった。それに沢山あった年度末の会議も終わってほっと一息ついた時期だったので、2週間ばかり本を読んだり映画を見たりしていた。
ただ、気づいたのは、本を読んだり音楽を聴くのは好きなんだけど、映画を見るのが超苦手だということだ。自宅だと映画に集中できない。というか視覚と聴覚を2時間持ってかれるのが苦痛なのだ。
しかし、最寄りの映画館は車で1時間かかるし、見る前に泥棒扱いされるし、さぁ泣けってところで一斉にすすり泣きの音が聞こえるのが嫌だし、見終わった後に映画館を出ると、昼→夜、夜→真夜中と街の様相がすっかり変わってるのが、人生の貴重な時間を無駄にした徒労感があって嫌なのだ。
映画を見てこなかった結果として「自分がどういう映画が好きなのか分からない」「映画の評価を計るリテラシーが自分の中にない」というのが自分的にコンプレックスである。
今までの人生で映画を愛したこともないし、映画に愛されたこともないのだ。
でも、映画を語るという行為自体は、好きなのだ。伊集院光がやってたラジオ番組で「週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」という番組がとても好きで、ゲストのタレントさんが映画素人の伊集院光にお勧めの映画の見どころをプレゼンするのだけど、それがけっこう面白いのだ。特にみうらじゅんが「ラストラブ」を勧める回はめちゃめちゃ笑った。誰でも掘れば好きな映画ってあるんだな、そして映画の愛し方もひとそれぞれだな、と感心する。
自分にも掘り返して披露できるような自分だけの映画体験が欲しい、でも埋まってない。埋めた覚えがないからだ。だからゴッドハンド藤村信一のように、あとで取り出して見せるために、映画体験を埋めておきたい、という思いが湧いてきたのだ。
とりあえず、映画評論家の言うことは間違いないだろう、と考えて、「ぷらすと的2018年の今年のベスト映画」のアーカイブを全部見て、マイベスト候補を決めよう!と思ったのだった。(つづく)